その場で涙が出そうになるぐらい
お客様からありがたく、嬉しい言葉を頂いたり
メールを頂いて、そのキモチに応えられる
バイクショップでありたい・・・人でありたい・・・
そう思うと同時に、バイク屋女将になった頃
まだまだ、仕事が楽しいと思えてなかった頃
とある業者さんにかけていただいた
あの励ましの言葉と優しい笑顔を思い出すのでした。
さて・・・おかんが尊敬すべきライダーは
毎日、生活の足として元気ハツラツ原付で
走り回ってるおばちゃんライダーさんたち。
その生き生きスマイルとユニークなトークに
笑いが止まりません。
昨日も当店のドアの前で開くのを待っています。
はいっ・・・残念ながら・・・当店は
「儲かったら自動ドアにする」とおとんが言い続けて
まだ、変わる気配がありません(笑
「ごめんね~今日はなんだったかなぁ~」
「あのね・・・保険のおはがきが届いたから」
「見せて頂いていいですか?何年入れられます?」
「そうねぇ~次の時はもう生きてないと思うんだけど・・・」
「いえいえ・・・保険はかけた分だけ生きられますから」
「家族が危ないからやめろっていうけど、コレがいいのよね」
「寒いのに、薄い手袋で大丈夫ですか~」
「ふふっ・・・コレ!ゲートボール用だから・・・」
そう言い放ち、すっと手袋をはずした手には
キラッと左薬指に輝くエメラルド☆
首にはお洒落なタータンチェックのマフラー
「そうね・・・3年にしようかしら・・・生きれるかしら」
「全然!余裕ですよ~」
「今、86だから・・・89ねぇ~」
「ええええええ~っ見えないですよ~お若いっ」
当店の原付おばちゃんライダーたち70歳代は
正直、何人もみえます。が・・・まさかの昭和ひとケタ!
それも、スポーツをしにいくのにも
きれいにお化粧して、お洒落にも手を抜いてない。
話す言葉ひとつひとつも丁寧でおだやかで
何よりもお話していて、温かい笑顔に包まれ
こちらも幸せなキモチになる。
「みんなでワイワイしてるのが楽しいのよ~」
きがつけば・・・こんな風に生きたい・・・
こんな人になりたい・・・
そんなこと考えてました。
“おばあちゃんになってもライダー”
いつの日からか
そう掲げてきた漠然とした目標
具体的になりたい自分を見つけました。
そして、自分もそう思ってもらえる
女性ライダーになりたいなぁ
欲張りかな・・・
さあ~今日も風を感じて走りますっ!!